老人ホームで働くための面接のポイント

面接のポイントを押さえる

書類選考が通った後はついに面接ということになりますが、介護職の面接では特に重視されるポイントがあります。老人ホームでの仕事は人と人とが直接触れることになるため、何よりも採用担当者は「人柄」を見ています。もちろんスキルや経歴も重要ですが、大前提として介護職員として必要な人柄を持ち合わせているかというのが重要だからです。
では具体的にどこを見て人柄を判断しているのかというと「挨拶」「コミュニケーション」「熱意」「身だしなみ」です。

元気で明るい挨拶

上記でも説明した通り、人との触れ合いが多い仕事です。そのため、挨拶は非常に重要です。具体的には、元気よく笑顔で行うことがポイントです。初めの自己紹介がカギになりますので、ここで良いスタートダッシュをきれるようにしましょう。もし飲み物などを出された際には、「ありがとうございます」と必ず言うようにしてください。

丁寧なコミュニケーション

次にコミュニケーションです。介護業務を行うなかで様々な利用者とのコミュニケーションが必要になりますので、面接でもその点に不安がないことをアピールできるように注意しましょう。きれいな言葉遣いをするというよりは、相手の話を聞いたうえで、それに対してしっかり伝える努力をすることが大切です。コミュニケーションに自信がないという人でも、この点を意識して取り組めば問題ありません。また、早口になってしまわないよう、ゆっくり丁寧に話すことを心掛けてください。

熱意を伝えるためにしっかり準備

そして熱意です。具体的には志望動機に関する質問の部分ですが、まずは面接前にしっかりと履歴書に記載した志望動機を再確認しておくようにしましょう。そのうえで、なぜ老人ホームで働きたいのか、なぜその施設を選んだのか、自身が感じる介護の魅力などを伝えましょう。特に重要な項目なので、準備をきちんとしたうえで臨みましょう。

清潔感が重要な身だしなみ

そして最後は身だしなみです。もちろん派手すぎる格好はいけませんが、それに加えて「清潔感」を意識してください。服装はスーツが一般的ですが、その他にも細かな注意点がありますので、以下に記載します。
まず、女性の場合は服装だけでなくネイルなどもチェックしてください。これも派手すぎてはいけません。また、香水はつけない方が良いでしょう。長い髪をそのままにしていると清潔感がないので整えるようにしましょう。
そして男性の場合ですが、せっかくスーツでもネクタイが派手すぎては意味がないので注意してください。また、男性の場合は髪が長いといくらセットしていても不潔に見えます。短めに切ってサッパリとした印象の髪型で臨みましょう。

空いた時間で面接対策

最後に、空いた時間に1人で面接対策をする際に役立つアプリを紹介します。「面トレ！」は気軽に面接対策ができるのでおすすめです。

面トレ！

「面トレ！」は実際の面接で聞かれることの多い質問事項を音声で出題してくれるスマホ向けの面接対策アプリです。